新年度を迎えて・・・現在の感染症について
院長ブログ
今シーズン(2016秋~2017春)のインフルエンザも流行の終息を迎えています。
当院を受診されたインフルエンザの患者さんは先シーズンに比べ、40%少なく、さいたま市内の学級閉鎖も今年はかなり少なかったようです。今シーズンのさいたま市内のインフルエンザの流行のタイプはA型は香港型(H₃型)がほとんどで、B型はビクトリア系統と山形系統の両方見られました。当院からの遺伝子検査(PCR検査)でも、同様でした。当院で治療を受けた患者さんで一人肺炎を合併したお子さんがいましたが、入院まで至らず元気になりほっとしたところです。まだ、B型インフルエンザが浦和区の某施設(幼稚園)で、少しみられますので、まだ、油断できません。
5月を迎え、新入園や新入生のお子さんたちに体調を崩すことが多くみられる時期です。少し慣れてきた新生活を送るうえで、更に体調管理に気おつけていただきたいと思います。